夜の授乳をひとりで乗り越える方法~眠たい夜を少しでもラクに~

日常

こんにちは。今日は「夜の授乳」についてお話ししたいと思います。とくに、私のように選択的シングルマザーとして育児をしている方や、夜間の育児をひとりで担っているお母さんにとっては、避けて通れない課題ですよね。

「赤ちゃんは夜泣くもの」と頭ではわかっていても、実際に毎晩毎晩、眠気と戦いながらの授乳やミルク作り、搾乳などをひとりでこなすのはまあまあ大変でした。この記事では、私が工夫していたこと、失敗も含めて「夜の授乳をひとりでどう乗り越えてきたか」をご紹介したいと思います。


◆ 枕元に授乳セットを置いておくのが最強!

まず試行錯誤の結果、一番良い方法だと思っているのは、「枕元にすべてのセットを置いておくこと」です。

夜中に赤ちゃんが泣くたびに、キッチンに行ってお湯を沸かして…というのは正直、無理でした。当時は実家暮らしだったので、2階からキッチンへ降りていくのもひと手間…。
冬は寒いし、目も覚めちゃうし、戻ってきたころには赤ちゃんが大泣きしていることも。

そこで導入したのが、「夜間授乳セット」

  • 湯沸かしポット(保温機能付きだとなおよし)
  • 粉ミルクと軽量スプーン→予め1回分の量を小分けして置いておく
  • 哺乳瓶
  • 電動のハンディ搾乳機
  • 湯煎用のコップ
  • 授乳用タオルなど
  • ティッシュ

枕もとに机を置いて、これらを並べて準備しておきました。赤ちゃんが泣いたら、布団から起き上がってすぐに対応できるので、精神的にも身体的にも負担がかなり減りました。寒い冬は布団を被りながらモソモソと。笑

【サボりポイント】
・哺乳瓶は3本用意:夜で全部使い果たす→朝洗う=夜中に洗う手間なし
・お湯の温度を冷ますのは、水を使用!:私が使ってた湯沸かしポットには保温機能がなかったので、赤さんには悪いが、沸騰させたお湯を70度に下げる時間がなく+飲める温度にする時間もなく、沸騰させたお湯に水を混ぜて冷やすなどの即席ミルク作り
・自分の搾乳したミルクのときは、お湯を沸かして湯煎


◆ おっぱいを飲んでくれなかった日々

本当は、できれば母乳で直接飲んでほしいと思っていました。けれど、うちの子はなかなかうまく吸えなくて、特に1歳になるまで、ほとんど哺乳瓶メインでした。
最初はおっぱいあげるのめっちゃ頑張ってたんですけどね~。なかなか上手に吸えないというか、おっぱいが出てないのか?と不安も抱いたりもしたり。
でも、哺乳瓶でならスムーズに飲んでくれるとわかってからは、搾乳して与えるスタイルに切り替えました。
おっぱいでもミルクでもなんでもいいんですけど、お母さんが楽な方法が見つけられるとよいですね。
ちなみに、私はやっぱり搾乳がめんどくさくて(笑)、1歳すぎてからくらいに、直接飲めるように特訓しました。笑


◆ 夜中もおっぱいが張って痛くて眠れない

おっぱいは出てたと言っても、絞っても両方で100mlくらいしかでないので、量はそんなにない方だと思うのですが、それでも飲んでもらわないと胸がパンパンに張ってとても痛かったです。

そのままにしておくと、乳腺炎になりそうで怖かったので、夜中でも起きて搾乳していました。ここでも、電動のハンディ搾乳機が大活躍。音も静かだし、短時間でしっかり絞れるので、半分寝ぼけながらでもなんとかなりました。

搾った母乳は保存用の哺乳瓶に入れて、冷蔵庫へ。ここだけはどうしても起きて運ばなければならないのですが、赤ちゃんを抱えて動かなくて済むだけでも、全体的な負担はかなり軽くなります。
ちょっと話はズレますが、出産直後はおっぱいのハリもまったくなく、「おっぱい出ないタイプか~」とちょっと諦めかけてたのですが、搾乳機で刺激したらまじで乳腺覚醒しました!笑
もしも始めての出産の人で、赤ちゃんが上手におっぱいを吸えず、乳腺を刺激されてなかったら搾乳機を使ってみることをおすすめします。
私が使ってたのは王道のピジョンのこちら。



◆ 夜の眠気と戦う毎日。でも、乗り越えられた

夜間の授乳って、本当に眠たいし、気が遠くなるような作業の繰り返し。でも、いろんな工夫をして「自分がラクになるスタイル」を作っていくことで、少しずつ気持ちにも余裕ができてきました。

うちの方、毎日2,3時間くらいを区切りに起きてしまって、朝まで寝たことがありません。なお、2,3時間ごとに起きるというのは、4歳になるまで続いていました。笑 今は夜中に2回くらい起こされるレベルかな~。おっぱいが理由ではないけど。ということで、私は産後、朝までぶっ通しで寝たことが未だにありません。笑 もしも今毎日睡魔と戦っているお母さんがいたら、長期戦となるかもしれないので、ゆるく行きましょう!


◆ 最後に:眠たい夜を乗り越えるあなたへ

夜中の授乳って、ほんとうに孤独を感じやすい時間ですよね。静まりかえった薄暗い部屋の中で、赤ちゃんとふたりきり。自分だけが起きていて、自分だけが頑張っているような気がして、なんとも言えない気持ちになることがありました。

だけど、そんな時間を過ごしているのは、あなただけじゃありません。見えないだけで、今この瞬間にも、どこかで同じように眠たい目をこすりながら赤ちゃんをあやしているお母さんがきっといます。

そして、過去に同じように眠れない夜を乗り越えてきた私も、今この文章を通してあなたを応援しています。

大切なのは、「完璧じゃなくてもいい」ということ。うまくいかない日があってもいいし、手を抜けるところは抜いていい。むしろ、手を抜けるところがないか探してください。笑 初めての子どもだと、マニュアル通りにしかできなくて、完璧を目指してしまうと思うので。
私が間違いなくそうでした。過保護もいいところ。笑 (多分今も)
あなたが工夫して、なんとか乗り越えようとしているその姿だけで、もう十分すぎるほど素晴らしいです。

どうか、あなた自身のことも、大切にしてくださいね。

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