YouTube動画:子どもに見せるなら「ペッパピッグ」(Pepper Pig)

子どもと

そもそも動画は子どもにあまり見せないほうが良いとわかってはいるものの、選択的シングルマザーとして家事との両立をはかるなら、
たまには、動画の手を借りていたい…! じゃあ、せめて動画の内容でも子どものためになるものに制限しよう。
という免罪符を握りしめて、日々動画のお世話になっている、選択的シングルマザーのももこです。笑
子どもに見せる動画って、親にとっては意外と悩ましいテーマですよね。
今回は「これなら子どもの学びにもなっている」と私が推せるペッパピッグ(Pepper Pig)の良さについて5つの点をご紹介したいと思います!
ちなみに、いつも動画視聴については「英語」であることを全面に出しているのですが、今回はお話の内容に関しての推し点があるので、ぜひ最後まで読んでください。
もちろん、英語環境を構築しようと思っている方は、英語での視聴がおすすめです!

1. これぞ「THE・平和な世界」

ペッパピッグの物語は、常に穏やかでほのぼのとした空気で流れていきます。
日常生活の中で起こる出来事を描いているのに、争いや不穏な空気はほとんどなく、見ているだけで心がやわらかくなるような安心感があります。
ペッパピッグの世界はスローペース。子どもにとっても、大人にとっても「こんなにのんびり構えていいんだな」と思わせてくれる癒しの時間になります。
そんな丁寧な暮らしに憧れる~。笑

2. 悪者が一切いない

多くの子ども向けアニメには“悪役”や“意地悪な存在”が出てきますが、ペッパピッグにはそうした人物は登場しません。
子どもに見せたいアニメとして掲げられているサザエさんにも、若干意地悪だったり陰気なキャラっていますよね。まあ、あれはそこが笑いポイントではあるのですが。笑
でも、まだまだその笑いのツボが理解できないであろう幼児にとってはペッパピッグの「みんな良い人」の世界観はとっても心が穏やかです。
トラブルが起きても、そこにあるのは誤解やちょっとしたハプニング程度。誰かを傷つけたり、いじわるしたりする構造自体がないので、安心して観せてあげれます。
そのおかげで「誰かをやっつける」よりも「どう解決するか」「どう助け合うか」という視点が自然に育まれるのも、ペッパピッグの隠れた教育効果だと感じています。(単なる私の期待。笑)

3. 失敗しても怒られない・怒らない世界

ペッパや弟のジョージはしょっちゅう失敗したり、子どもらしいイタズラをしたりします。けれど大人たちは怒鳴らず、ユーモアと愛情をもって対応します。
例えば、水たまりで泥だらけになっても「まあ、なんて楽しいの!」と受け止める姿勢。受け止めるだけでなくて、親も一緒にやっちゃう。笑
(イギリスの保護者はみんなペッパピッグがあるから、子どもの泥遊びを止めれないのではないかと日々勝手に心配しています。笑)
子どもにとっては「失敗しても大丈夫なんだ」「笑ってやり直せばいいんだ」と思える貴重な体験になっているようにみえます。
親の立場から見ても、「叱る前に、こうやってユーモラスに返せば子どもも素直に学べるかもな」というヒントがいっぱい。
まあ、実際は感情が優先されて、ペッパピッグの教訓なんてどっか飛んでくことが多いのですが。笑

4. 英語力アップにもつながる

ペッパピッグはシンプルで分かりやすい英語が使われているので、英語学習にもぴったり。しかも日常生活の中で使う表現ばかりなので、すぐに実生活に応用できます。
実際に、うちの子はペッパピッグを見始めてから、英語での会話量が一気に増えました。
以前は乗り物系で悪者やいじわるなキャラが出てくる動画ばかり見ていたのですが、それだと限られた語彙にとどまりがち。
しかもちょっと現実世界から離れているため、子どももおもちゃで遊ぶときにしか英語が出てきませんでした。
その点ペッパピッグは「ごはんを食べよう」「友達と遊ぼう」「今日は雨だね」など、暮らしの中で毎日使うフレーズが自然と耳に入ってくるので、吸収力が違います。小さな子にこそぴったりの“生きた英語教材”だと感じています。

5. 多言語・多文化にふれられる

ペッパピッグの世界は、多様なキャラクターが登場するのも魅力です。
フランス語なまりの先生、ドイツから来た友達など、さまざまな言葉や背景を持つキャラクターが出てきます。

うちの人は、幼児ながら「なんか理解できる言葉とそうでない言葉があるようだ」「ちょっと変わったように英語を喋る人がいるみたい」などを感じているようです。
さらに、エピソードによっては中国や日本の文化を紹介することもあり、自分の知らない世界があるという、異文化理解の入口にもなっていそうです。
この前一緒に見ているときに、家族のことを紹介するストーリーがあって、なんとペッパの友達の中に「お母さんが二人」(同性婚かな?)という家庭がありました。すっげー多様性みせてるうううううう!と感動した私です。
「いろんな言葉や文化、生き方がある」ということを自然に刷り込んで(笑)くれる物語は最高だなと思いました。


まとめ

ペッパピッグはただの子ども向けアニメではなく、

  • 平和で安心できる世界観
  • 怒りのない優しいコミュニケーション
  • 英語力や多文化への理解を自然に育む力

がぎゅっと詰まっています。

忙しい日常の中で「子どもに安心して見せられるものを探したい」という時には、本当に心強い味方。親子で観ることで、大人も「こんなふうに関わればいいんだ」と学べることがたくさんあります。

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